夏から秋へ。9月に始めたい衣替えとクリーニング

こんにちは。
地域に根ざしたクリーニング店、いすずクリーニングです。1970年の創業以来、東京都江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区を中心に、日々の暮らしに寄り添うクリーニングを続けてきました。ワイシャツやスーツ、コート、礼服、布団まで幅広くお預かりし、熟練の職人が一着一着の状態を見極めながら、手仕上げとシミ抜きを行っています。このブログでは、お洋服を長く大切に着るためのヒントを、プロの視点からお伝えしていきます。

9月を迎えました。暦の上では秋ですが、まだ暑い日も多く、半袖が手放せないという方も多いでしょう。それでも朝晩の空気や日の暮れる早さ、店先に並ぶ秋物などを見ていると、季節が少しずつ動いていることを感じます。そんな9月は、衣替えを一度に終わらせる月ではなく、「そろそろ今年着なくなる夏服はどれだろう」「これから着たい秋服はどれだろう」と考え始める月。夏じまいと秋支度を少しずつ始めるのにちょうどよい時期です。

9月には、敬老の日や秋分の日などの祝日があります。敬老の日は、長年にわたり社会や家族を支えてきた方を敬い、長寿を祝う日。現在は9月の第3月曜日ですが、その背景には地域で行われていた敬老行事が全国へ広がっていった歴史があります。

そして秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる頃です。暑い夏が終わり、本格的な秋へ向かっていく一つの節目でもあります。秋分の日を中日として前後3日間、合わせて7日間が「秋のお彼岸」。お墓参りをしてご先祖を偲ぶという方も多いのではないでしょうか。

秋のお彼岸でおなじみの「おはぎ」は、秋に咲く萩の花に由来するという説があります。春のお彼岸では牡丹にちなんで「ぼたもち」と呼ばれるなど、同じ食べ物でも季節によって名前を変えるところに、日本人が季節を大切にしてきた文化を感じます。

また、秋といえば十五夜もあります。旧暦8月15日の月を「中秋の名月」と呼び、すすきや月見団子などを供え、秋の収穫に感謝する風習が受け継がれてきました。十五夜は現在の暦では毎年日付が変わり、必ず9月になるわけではありません。それでも月を眺めながら季節を感じるという習慣は、今も秋の風物詩として親しまれています。

こうして9月の行事を見てみると、「季節の変化を感じる」「これまでに感謝する」「次の季節を迎える」ということが一つの共通点になっています。衣替えも同じです。夏に活躍した洋服を整えて休ませ、これから着る秋冬の洋服を準備する。9月は、洋服にとっても一つの節目なのです。

衣替えというと、夏服をしまって秋冬服を出す作業を想像します。しかし、その前にぜひ一度、今年の夏を振り返ってみてください。

仕事で何度も着たサマースーツやジャケット。暑い日の通勤で活躍したスラックス。お出かけに着たワンピースやブラウス。毎日の仕事を支えてくれた制服やワークウェア。夏の行事で着た浴衣や法被などもあるでしょう。

その中に「今年はこれをよく着たな」と思う一着はありませんか?

実は衣替えのクリーニングでは、「どのくらい汚れているか」と同じくらい「どのくらい着たか」を考えることが大切です。夏のお洋服には汗や皮脂、ホコリ、食べこぼし、化粧品など、さまざまな汚れが付着しています。しかし、それらがすべて目に見えるとは限りません。

しまうときにはきれいだったのに、翌年取り出してみると「こんなシミがあったかな」「襟が黄色くなっている」と気づくことがあります。衣類に残っていた汚れが時間の経過によって変化し、後から目立ってくることがあるからです。

そのため、「目立った汚れがないから、そのまましまう」という考え方だけではなく、「今年よく着たから、来年まで休ませる前に一度整えておこう」という考え方も大切です。

クリーニングは、今ある汚れを落とすためだけのものではありません。次のシーズンにもう一度気持ちよく着るための準備でもあります。

とはいえ、9月になった途端に夏服を全部クリーニングする必要はありません。まだ暑い日は続きますし、半袖や夏物が必要な日もあります。

まずは「今年はもう着ないだろう」と思う一着から始めてみてはいかがでしょうか。真夏用のサマージャケット、しばらく着る予定のない夏の礼服、お出かけ用のワンピース、夏用のスーツやスラックスなど、出番を終えたものから少しずつクリーニングしていけば十分です。

特に夏にたくさん着たスーツやジャケット、スラックスなどは、汗についても考えておきたいところです。通常のドライクリーニングは皮脂などの油性汚れを落とすことを得意としていますが、汗には水溶性の成分も含まれています。そのため、たくさん汗をかいた衣類では、素材や状態に応じて水を使ったクリーニングなど、汗汚れまで考えたお手入れが適している場合があります。

クリーニング店へ持っていくときに「夏によく着ました」「かなり汗をかきました」と伝えていただければ、その一着に合ったお手入れをご提案するための参考になります。

シミについても同じです。食べこぼしや飲み物など、気になるところがあれば、しまう前に確認しておきましょう。通常のクリーニングとシミ抜きは目的が異なりますので、「ここが気になる」と受付で伝えていただくことが大切です。

今は小さなシミでも、長期間しまっている間に変化することがあります。来年までしまうものだからこそ、「来年考える」のではなく「今年のうちに整えておく」。これが夏物をしまうときのポイントです。

夏服を少しずつ休ませ始めたら、今度は秋冬の洋服にも目を向けてみましょう。

9月なら、まずはジャケットやスーツ、カーディガンなどから。もう少し季節が進めば、ニットやコート、防寒着も出番を迎えます。

久しぶりに出した洋服は、すぐに着るのではなく、一度状態を確認してみてください。シミや黄ばみ、虫食い、カビなどがないか。ボタンが緩んでいないか。裾や袖にほつれがないか。そして、できれば一度着てみることもおすすめします。

去年はちょうどよかったズボンやスカートも、今年着てみるとウエストや丈が少し気になることがあります。そんなときには、買い替える前にお直しという選択肢もあります。丈つめやウエスト直し、ほつれの修理などをしておけば、お気に入りの洋服を今年も気持ちよく着ることができます。

また、洋服によって必要なお手入れは違います。ウールやカシミヤなどの大切な衣類なら防虫対策、雨の日に着る機会の多いジャケットやコートなら素材に合わせた撥水加工、お気に入りの一着なら素材やデザインに合わせた丁寧なクリーニングなど、「今年この服をどう着るのか」を考えながら選ぶことが大切です。

衣替えという言葉からは、「服を入れ替える」という作業を想像しがちです。しかし、せっかくクローゼットを開けるのであれば、洋服の状態を確認する機会にしてみてはいかがでしょうか。

今年よく着た夏服は、来年も着られるようにクリーニングして休ませる。汗をたくさんかいたなら、それに合ったお手入れを考える。シミがあれば、しまう前に相談する。これから着る秋冬服は、シミや虫食い、サイズ、ほつれなどを確認する。必要ならクリーニング、シミ抜き、お直し、防虫対策、撥水加工などで整える。

人間が健康診断で自分の状態を確認するように、衣替えを「洋服の健康診断」と考えてみると、今まで気づかなかったことが見えてくるかもしれません。

そして、クリーニングに出すか迷ったときには、一つだけ考えてみてください。

「この服を、また着たいか?」

また来年着たい夏服なら、きちんと整えて休ませる。今年も着たい秋冬服なら、気持ちよく着られるように準備しておく。

9月は、敬老の日、秋分の日、お彼岸などを通して、人や季節、これまでの時間を大切にしてきた月です。

夏を一緒に過ごした洋服にも「今年もありがとう」。

これから出番を迎える秋冬の洋服には「今年もよろしく」。

9月の衣替えは、全部を一度に終わらせる必要はありません。まずはクローゼットを開けて、今年よく着た夏服を一着、これから着たい秋服を一着、手に取ってみるところから始めてください。

衣替えは、ただ服をしまうための作業ではありません。

お気に入りの洋服を、次の季節へつなぐためのお手入れです。

今年の9月は、そんな「洋服を整える衣替え」から始めてみてはいかがでしょうか。

いすずクリーニングは、1970年創業の地域密着型クリーニング店として、東京都江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区を中心に信頼を積み重ねてきました。ワイシャツやスーツ、コート、礼服、布団まで幅広く対応し、熟練職人による手仕上げとシミ抜き技術で、素材に合わせた丁寧なケアを行っています。平井本店・平井5丁目店、新小岩店、立花店、新大橋店、深川店、辰巳店と複数店舗を展開し、一部店舗では24時間無人受付ロボ「くり助くん」を設置。集配・宅配クリーニングや最長6ヶ月の保管サービスにも対応し、江戸川区・葛飾区・江東区周辺で、安心して任せられるクリーニング店として暮らしに寄り添い続けています。

布団毛布クリーニング

地域に根ざして50年以上、江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区を中心に、衣類から布団まで幅広く対応してきました。素材に合わせた丁寧な仕上げと確かな技術で、毎日の装いと暮らしを支えています。ぜひお近くのいすずクリーニングをご利用ください。

東京都江戸川区
平井本店
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 TEL:03-3683-3847
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平井5丁目店(24時間無人受付ロボ”くり助くん”設置店)
 住所:東京都江戸川区平井5-28-10
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 住所:東京都江東区辰巳1-2-9-114(辰巳団地内)
 TEL:03-3521-5351
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