一般的にクリーニングをすると、多かれ少なかれ必ず衣類は痛みます
しかし当店では、お預かりした衣類のクリーニングによるダメージを最小限に抑え、お預かりした時と同等またはそれ以上の品質で再びお客様のもとへお返しできるよう、衣類それぞれの特性・汚れの程度を考え、熟練の職人が細心の注意を払って洗い・仕上げを行っております。

家庭洗濯では衣類は水で洗いますが、ドライクリーニングでは水ではなくドライ溶剤(油のようなもの)で洗います。通常このドライ溶剤はフィルターや活性炭などでろ過して何度も使用するので洗濯の回数を重ねるたびに汚れていきます(汚れがひどくなったフィルターはすぐ交換すればよいのですが、結構値段が高いのでそう頻繁に変えられないのが現状です)。汚れたドライ溶剤で洗うと真っ白な衣類なんかは薄くグレーに着色され、かえって汚くなってしまったりしてしまうこともあります。

いすずのドライ溶剤は、最新鋭の機械(ちょっと値段がお高い)で洗濯のたびに毎回蒸留して使用するので、常に新品ピカピカの状態です。白いものは真っ白に。洗濯屋の基本です。

大手クリーニングチェーンさんのクリーニング料金は比較的安価です。これは大きな集中工場でパートさんによる機械仕上げを行っているからです(専用のプレス機械で比較的短時間でパートさんでも仕上げができますが、その品物のシルエットを生かした仕上げはなかなか難しい。しかし人件費が比較的安くてすむ)。パートさんの中には上手な方もいると思いますが、やはりプロから見ればシロウトに毛の生えたようなものです。

いすずの仕上げはこの道何十年の熟練の職人がその品物のシルエットを生かした仕上げで一点一点手仕上げで心を込めてアイロン掛けしています(少々料金は割高ですが)。お客様が喜んできていただけるお顔を想像しながら・・・